YokoNishi
医療

睡眠薬なしで眠たい夜を迎える方法

 脳に障がいを持っていると、不眠の経験があるのでは。睡眠薬に頼ってしまうと、日中もとろんと眠くて仕事になりません。できることなら睡眠導入剤に頼らず、自然と眠くなりたい。今回はそんな方のために、睡眠薬を服用せずに毎晩自然に眠くなる方法を伝授します。これを習慣にして睡眠薬を必要としなくなることを祈ります。

1.風呂から出る時刻で調整する

 入浴を利用します。風呂から出た後は、徐々に体温が下がります。2時間くらいすると、自然と眠気が襲います。このタイミングで寝てしまえばいいのです。もし22時に床に就きたいなら、20時に風呂から出ればいいのです。

2.浴びる光の色で調整する

 光の色を利用します。朝起きたら、さまざまな光がバランスよく含まれている日光を両眼に差しましょう。曇りや雨の日は光量が少ないので、眠たい午前を過ごしがちですが、その場合は蛍光灯や電球の光を眼に入れます。また、夜は青い光はNGですが、緑の光を眼に入れると、深く眠れるようになるそうです。端末の背景色を緑(の画像)にしておくのがおすすめです。

3.知的負荷を掛けて調整する

 誰にでも眠くなる本や講義があります。ベルクソン、ホイジンガ、ドゥルーズなどの哲学書、数学や農学や工学系の本、「現代用語の基礎知識」や国語辞典や分厚い百科事典。全部を理解しようと読み始めると、すぐに眠たくなります。きちんと理解して読めないといけない、とプレッシャーをかけて読んでいくと、逆にリラックスできてすっと眠くなれます。

睡眠薬の代わりになる手段は他にもいろいろあります。食事による消化、運動による疲労、コミュニケーションによる安心も、人を眠たくします。脳に病を負っても、 地道に回復していけます。健康な生活を取り戻せることをイメージして、睡眠を大切にしていってください。

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